暇つぶしのため、書いた小説ですが、良かったら、ご覧くださいね！ 　竜吟虎嘯 序章

小説の名前: 竜吟虎嘯 序章
世界観の構築
　この世界には五つの大陸がある。それは九州大陸、オルド大陸、デポロラブル大陸、ネイア大陸と暗黒大陸である。未だにこれらの大陸の間で、今までずっと平和で大掛かりな戦争が一度も起こったことがないが、オルド大陸にある神聖ローマ帝国のナポレオン大公がパレードの最中、何者に銃で殺されたような事件や植民事件等により、この世界が今にも底のない権力の陰謀という“渦”に巻き込まれてしまうだろう。では、それぞれの大陸の背景や歴史、陸地にある主要国を次に語るとする。
九州大陸はこの世界の東の方に位置し、自然資源に恵まれた土地が多く、この世界の総陸地面積の約三割を占めて、人類文明の誕生地とされた。それから、この大陸には九つの国が有り、この中最も強力な国は明朝である。この国では様々な英雄伝説が生まれ、歴史上後世に英雄王と称えられる偉鵬（いほう）様もこの地に生まれ育ったのである。よってヒーローの国とも呼ばれた。明朝は九州大陸の北の側にある、冀州（きしゅう）地域を統治している軍事力が強大な王朝だ。鉱産と希土類産業を主要産業として軍事力を支えてきた国だが、同大陸の他の国とは常に友好的な外交関係を保っておる。まさに他国を侵さず、侵略を許さずといった外交理念を貫き通す典型例なのである。
オルド大陸については、西の方に位置し、二百年前に三年をかけて海を渡った人類の冒険者オルドによって発見された新大陸である。しかし、新大陸とは言え、俺らの世界で探検家のコロンブスさんが探し当てたアメリカの当時の貧しい状況と違って、すごい科学力を持つ大陸だった。この大陸にはインディアン連合王国、神聖ローマ帝国とワラキアヴラド三世帝国の三つの国家が存在している。これらの国の間、多くの戦争が起き、三国が有する資源はほとんど戦争の支度に軍事や戦争のための技術発展に投入されている。だが、この三国に住む一般人達は全く戦争からの影響を受けたことがなく、裕福に生活を楽しみ、日々を送っている。そのわけは次の部分で示唆されるだろう。
初めから、これらの五つの大陸の間には一度も大規模な戦争が起きたことがないと語ったが、例外がある。それは全土地が無政府状態に陥たデポロラブル大陸のことを指す。デポロラブル大陸はオルド大陸の北東地域に隣接する大陸である。この大陸自体は資源に乏しい上に天気が極端的で、疫病が流行ってる。とはいえ、デポロラブル大陸の周りの海の底に眠ってる、大昔に空から落ちてきた財宝があるそうで、ほかの陸地からの探検隊次々とこのデポロラブル大陸に上陸し、財宝が目当てで拠点を建て、ほかの探検隊と殺し合ってまでの状況になっている。上述したようにデポロラブル大陸には国がないが、代々にわたって、ここに生息する地元の人がメインメンバーの組織が多く存在している。その中で比較的に有名なのはバニア、グルド、ラブホ、ジェーケーという四つの組織だ。