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逃げ続けるのは、俺のほうなんだ。

2023-05-16SummerPockets 来源:百合文库

逃げ続けるのは、俺のほうなんだ。


预先设定:ALKA线中,うみ没有被忘记的世界线。8月22日。
「おかーさん、あーん」
「あれ、今日は赤ちゃんみたいね」
しろは苦笑しつつ、うみの口に食事を運んであげる。うみは恥ずかしながらも、とてもうれしそうだ。
「ごはん終わったら、なにをしようかなー」
「おかーさんと、あそぼー」
「ふんふん。いいよ。今日は何を遊ぼうかなー?折り紙がいいかな?」
「うん!」
まるで新婚生活みたいな日常で、横で見る俺の口元が思わず緩む。時間軸がちょっとズレてるけど、それでもいいか。ズルして、しろはが先におかーさんになって、俺がおとーさんになったこの幸せな夏を、夢でも見なかったから。
朝食を終わったらもう11時。約束どおり、しろははうみちゃんと折り紙をし始めた。
ただ、今日のうみはなんだかずっとぼーとしてる。元気なさそうな様子で、目が今にも瞑っちゃいそうだ。
眠くなるのだろう。起きたばっかりなのに…
「うみちゃん?」

逃げ続けるのは、俺のほうなんだ。


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