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悪魔(2)

 人生を変えたあの放課後、他の誰もいない真っ黒の教室の隅で、あの子が三人に囲まられて且つ暴行を行われた。課題指導の名義で引き留め、侵され、更に「警察に助けを求めるたら、家族全員を殺す」とナイフを構えて脅かされた。俺、一秒でも目を移しなかったが、一字さえ喉から出せない。突然ある瞬間、罪を心得た視線が俺の隠すどころに伝わった。俺の位置が少女にばれた。
 あの哀れな少女は、何かを求めている様な表情を呈した。俺は教室の窓口の闇に、心が強く揺れている。「今飛び出して彼女を助けたら、どうなるんか?彼女俺のことちっとも興味がないのに、この三年間を過ごした教室は俺の永眠の場所になるわけがない!いや、ここで、死にたくない!」と考えながら、密かに幕を閉じた。

悪魔


 校門前、パトロールをしている筈のガードの三人は、明るいルームでぐっすり眠っている。外の雨天と雷はのせいか、ガードたちはストーブを置いて、とても気持ちよさそうに見られます。
 帰り道の途中、涙が雨水と混在した。稲妻の轟く姿は狂って空を裂けた。まるで天罰だ。
 「どうか、いい夢を」
 翌日、あの教室に死体があった。一つは同じクラスの林、もう一つは二年生の赵。
死因は首の動脈が歯み切られた。犯人は俺の好きな人。三階に足を運んでいた途端に 、警察がクラスから彼女を連れて出す場面を目撃した。突然、彼女は涙をこらえて、縛られた両手を逃がし、口に血まみれの肉を銜えて俺に走り向かっていた。
 「ね、あの時、あなたもあたしにそんなことをかけたい?」

悪魔


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