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「原神同人」椿的笔记——致神里凌华(中日双语)(3)

2023-09-16短篇书信原神原神同人神里凌华 来源:百合文库
爱你的,椿与妈妈
我が娘、神里綾華へ
 この手帳を見つかったということは、私はもうあなたと綾人の傍から離れたのよね。
 ごめんね、花火を見上げていたあの時に誓っていた約束を守れなかった。
 見ての通り、私は君の母親でありながら、椿でもある。心配してならぬ。政治的な原因で、この秘密の身分を作り出したわけではあるまい。椿に関して、全て私自身のわがままだけだった。
 もう何十年も経っていたが、町に出るたびの呉服屋さんの様子、街角にある異国料理の香り、桜の木漏れ日、近所の子らのお遊戯、夏の夜空を逆飛ぶ流星...鳴神島の隅々の風景、少女時代の私にとって忘れえぬ宝物だった。

「原神同人」椿的笔记——致神里凌华(中日双语)


 しかし、貴族名門の娘は、家族に身を捧げなればならず、常人のように暮らすことがただの夢に過ぎない。
 私は、神里家に嫁入りさせられ、後に綾人と君もこの世に生を享けた。それ以来、神里家当主の妻になった私は、自らあの夢を断ち切った。
 では、なぜこの私が椿となったのか、と今の綾華ちゃんはきっと聞きたいよね。
 答えは、綾華、君のことだった。
 あの夏の日、屋敷の庭で、家族揃って花火をみる際に、「いつか、祭りで遊べるように」と、膝枕で居眠りをしていた幼い君が囁いた。
 あの瞬間、君の言葉がこころを動かした。またその夜、少女が鳴神島の街を堂々と歩き回って、好き勝手に異国料理を食べ、思い存分祭りを楽しめる夢をみた。

「原神同人」椿的笔记——致神里凌华(中日双语)


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