豆の木になった子どもたち
2023-10-31 来源:百合文库

むかしむかし、あるところに、青ちゃん、紅ちゃん、白ちゃん、黒ちゃんという女の子がいました。
青ちゃんは、いつも緑色の服をきていました。
紅ちゃんは紅色の服を、白ちゃんは白い服を、黒ちゃんは黒い服をきていました。
四人はとても仲良しで、どこへ行くときも一緒でした。
ある十五夜の晩、お祭りがあるというので、四人は山の向こうの村へ出かけました。
村の子どもたちはみんなまっ白な服をきて、楽しそうにおどっています。
子どもたちは四人を見ると、すぐにそばにやってきて、
「一緒におどろうよ」
と、言ってくれました。
でも、四人は、
「よその村の子とおどるのはいや!」
と、言って、四人だけで手をつないでおどりました。
「なんて、わがままな子どもたちだ」
ヤシの木の上にいた風じいさんが、顔をしかめました。
「おーい、雲ばあさん、ちょっくら月姉さんのとこへ行って、四人の子どもをしかるように言ってくれ」

のとっておきの巨大化