百合文库
首页 > 网文

梓が唯のことで振り回される話‖轻音少女‖(5)

2023-11-01轻音少女唯梓yuri 来源:百合文库
「あー、うん。そうだね」
梓は慣れから来る自分の態度に、気恥ずかしくなった。
 そういえば、一年前までは、唯と話すときに全身がこわばっていたことを思い出す。
 今では憎まれ口も言えるようになった、距離が近づいたということだろう。
 梓の心が少しだけ躍る。
「梓はどっちが憂かわかるの?」
「え? あー、うん……」
唯(黄)を見る。
 いつものほんわかした笑みを浮かべて、取り皿にロールキャベツを乗せていた。
 ふんふんと楽し気に鼻歌まで歌っている。
 後方のキッチンでは、これまた楽し気な唯(赤)の歌声が聞こえてきた。『ふわふわ時間』だ。
 梓は表情を崩す。
「うーん、まだわかんない……かな?」
「なんで疑問なのよ」
訝し気な純の視線をまあまあといなす。純としては、唯だけがいて憂がいないこの環境は居心地のよくないものだろう。早く解決してほしいのかもしれない。

梓が唯のことで振り回される話‖轻音少女‖


(でも、純にはもう少し我慢してもらおう)
唯(黄)がケチャップを取ったの視野に入れて、それを話題にすることにした。
「唯先輩って、ロールキャベツにケチャップつけるんですね」
「え? つけないの?」
「ケチャップ煮にすることはあっても、ケチャップを後からかけるのは珍しいと思います」
「へえ~そうなんだ」
感心したような声を出しつつ、唯(黄)はケチャップを絞りだして、ロールキャベツの上に赤色の牙城を構築していく。
「うわ」
純の息をのむ音が聞こえてきた。
 唯(黄)の奇行に純が釘付けになっているのを見て、梓はほっと息を漏らす。うまく話を逸らすことができたようだ。
ーーーもう、しょうがないな、この姉妹は。
「みんなー、お茶が入ったから取りに来てー」
キッチンから唯(赤)の呼ぶ声が聞こえてくる。
「『おもてなし』するんじゃなかったんですか、もう……」

梓が唯のことで振り回される話‖轻音少女‖


猜你喜欢