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第13话 会议虽然活跃、但是毫无进展(8)

「なお、おい銀次……今自分の意見ばっか言ってる奴ら以外に誰か発言力ある奴はいないのか? いくら何でもこれじゃ準備期間的に不味いぞ」
「は? いや、そりゃ何人かいるけどこんな状況になったらもう誰も手をつけたくないだろ。今口出ししたらヒートアップしているあいつらの相手をしなきゃならないんだぞ? ならこのまま黙っていて成り行きまかせって感じだろ」
「まあ、そうだよな……」
(だんだん思い出してきた……そういえばこの時って結局グダグダのままでまとまらず、野呂田の主張どおり簡単な展示をしてお茶を濁したんだっけ……)
当然そんな経緯で決まった展示の質が良いわけもなく、ウチのクラスは閑古鳥が鳴いて終わった。
 それについて前世の俺は「楽になってよかったな」程度にしか思っていなかったが――

第13话  会议虽然活跃、但是毫无进展


ふと、紫条院さんの席に視線を向ける。
俺の大好きな女子は、クラスの団結からはほど遠い疲労感漂う会議に明らかに気を落としていた。
楽しみにしていた文化祭に暗雲が立ちこめてきたことを、悲しんでいた。
「………………」
このままいけば無気力な出し物に決定し、紫条院さんが期待したクラスで盛り上がるイベントとはほど遠いものとなる。
ならば……それを払拭する方法は?
(ある……あるにはあるけど……)
少々準備が必要だが、この状況を打破することはおそらく可能だ。
だがそれには俺もそれなりに覚悟を決める必要がある。
前世の高校時代では考えもしなかった行動を起こさないとならないのだ。
(いいさ……俺には選択肢なんてない。このままじゃ紫条院さんの顔がやるせなさに染まる。そんなことは許容できない)

第13话  会议虽然活跃、但是毫无进展


そうして俺は心を決めた。
陰キャとはある意味真逆のことを、最後までやりきってみせることを


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