ばあちゃんからのラブレター(3)
・二月十日 音楽 リコーダーのテスト
・二月十三日 家庭科調理実習(生姜焼き)
ばあちゃん……。
手紙とメモを引き出しに戻して保険証を握り締めた。自転車をこぐ足に力が入る。会ってちゃんと言おう。早くよくなってよ。やっぱり弁当作ってよ。手紙付きでいいから。
病室のドアを開けると、ばあちゃんがベッドに寝ていた。
「あら、けんちゃん。心配させてごめんね。でも大丈夫。貧血に毛が生えたようなものだって。」
思ったより元気そうでほっとした。
「あの……、昼、サンドイッチ食べたんだけど、イマイチだった。」
これだけ言うのが精一杯だった。
「じゃあ、早く退院しなきゃね。」
ばあちゃんが、にっこり笑った。
刻晴ちゃんが腿法娴熟